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CD『Dear Someone』の売上金から製作費を差し引いた

6,972円(2012年11月1日~2014年3月11日分、3月12日付)

「未来の福島こども基金」に寄付いたしました。
レコーディングにご協力いただいたたくさんの方々、このCDを手にとってくださった皆様に、心より御礼申し上げます。

「未来の福島こども基金」では放射能の市民測定所への支援沖縄での子どもたちの保養支援
甲状腺検診プロジェクトの支援などを行っていらっしゃいます。


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3年前のあの日から、それぞれの立場で震災を見つめているのだと思います。
滞在制作のお話をいただいた時、とどまって場を守る方もあれば、様々な場所を移動して見てきたもの聴いてきたものを運んだり、離れた場と場をつないだりする者もある、ということを改めて意識しました。
このような機会を仕事としていただいている。移動で生まれるエネルギーが自分のところでとどまることなく巡り続ける仕組みを、小さくてもいいから実現したいという気持ちをもってCD作りに取り組んでいたと記憶しています。

移動によってうまれた音楽を形にしてお金にかえて、その先は、どこへ運んだらよいだろうかと考えて、自分とはことなる専門的なこと、それから、この社会や環境の中で生へ生へとつながっていく取り組みに託したいと思い、寄付先を選ばせていただきました。

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自分の手で売るということが、なかなかうまくできず、思うように進まないので、オンラインストアを立ち上げました。のぞいてみてくださいね。そしてご紹介いただけたらうれしいです。

chittomo
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*『Dear Someone』について
会ったことのない誰かと誰かが音だけで出会ったら。

2012年、青森は王余魚沢(かれいざわ)で行った滞在制作のアーカイブCDです。
関東と青森に住む人々のあいだで「音の手紙」を送りあっていただき、収録しました。

滞在拠点となった旧王余魚沢小学校でピアノを弾いたり、出会った人々と話しをしたり、学校周辺やリンゴ農園を案内していただいたりしながら私自身が作ったショートピースも入っています。

瓶の中に入って海へとはなたれたような、ゆくえのさだかでないかすかな音たち。音楽になる前の小さな波が、伝い、宛先をみつけ響き合って、ひとつの作品集になりました。


Dear Someone
track : 32
total playing time : 58:05
Art Work : Y2(Yashima Daisuke,Yanagi tomoyuki)
¥800-(税込)
*東北復興支援として売上金の一部を寄付いたします

滞在制作日記


滞在日記最終日から少し。

もう一つ。青森へ来て、震災との距離感覚が縮まった。物理的にそうだったんだろう。
そして、というよりは少しだけ、自分の目で見ている感じを得たんだと思う。

支援を受ける人、支援をする人、遠くから見たら、または言葉で考えたら関係性が決まりきっているかのように見える。
でも私にはどれが誰だかもう分からなくなった。
私は知らない土地で、たくさんのご厚意に助けていただいた。自分にできることは何かとも考えたけれど、小さな小さなことを一生懸命にやるしかなかった。
人と生きていくというのは、本当にただただ、接した面や点と点や面が支え合っている(ちからを行き交わせている)ことだと実感した。

だから、誰かのためになる何かをしたいと思うのなら、自分が“よい”とする少しの前提を持って、人と関わろうとすればいい、それだけなのだと思う。

もちろん、大きな企て、たくさんの人の力、にできることを信じている。
それを必要としている人がきっといる。
だけど、何かを与えようとする姿勢とは、必ず何かを受け取る姿勢であることも忘れてはいけない。























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ドキュメンタリー映画の音楽をつくらせていただきました。
5/3(土)よりユーロスペースにて公開。予告編です。
http://www.youtube.com/watch?v=umk_0dA3jWQ&feature=youtu.be

こちらはHP。
http://otonano-kagaku.jp/

「大人の科学マガジン」の付録の試作屋さんを追ったものです。みなさん、よろしければ観にいらしてください。


個人的には…とても心に残っていた映画のサウンドエンジニアをされた方が、この作品で整音をしてくださり、一生宝ものな出来事となりました。

昨年のモモンガ・コンプレックス『秘密も、うろ覚え。』(50年後の再演を見越した新作ダンス公演)で80歳までの自分の年表を書いたとき、たしか「40歳で映画の音楽を担当」と書きました。
フライング気味で本当になって、とてもうれしいです!書いてみるもの、ですね。(ちなみに結婚の予定も書いたので…願)
このプロジェクトに最初に関わらせていただいたのが27、28の誕生日は最初のお披露目日だったと記憶しています。あの時は、FALSETTOSのライブをしていました。ふりかえってしまいました、すみません。

はじまって、形をおびて、届くものになって、その時には時間が経っていて、こうやって歳を重ねていくのでしょうか。

ありがとうございます。
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先週は小旅行のようなライブが続いたFALSETTOS、良い時間をすごさせていただきました。
そして3月のライブ、まだまだ続きます!
4月とあわせてぜひチェックしてみてくださいね!

http://falsettosjpn.blogspot.jp/p/live.html
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HAGISOを拠点に展開されている居間 theaterが一周年を迎え、活動の様子をとらえた二人の作家によるドキュメンタリーフィルムが上映されるそうです。
私はやなかこども文庫さんとの絵本パフォーマンスの際参加させていただき、今回はその部分の音楽を担当しました。
ドキュメントといっても、いつものワークショップの記録映像とは全くことなるものでした。作品としてもう一度時間を与えられています。
あるがままの表情が記憶の断片のように、一枚一枚、おくられていきます。それは子どもたちとの関わりで得た印象深い表情たちとどこかでつながっていながら、はじめて知り合ったような、新鮮な出会いでもありました。

というものに、自分自身で音をつける作業、とても興味深かったです。

映像は有川滋男さん、音楽監督は3日満月(佐藤公哉さん、権頭真由さん)。
11日の上映会、12~14日の展示、ぜひご覧ください。



http://hagiso.jp/collaborate/ima-theater/documentaryfilms/
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