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皆様のご来場を心よりお待ちしております!

モモンガ・コンプレックス

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vol.9『秘密も、うろ覚え。』公演詳細


未来へのダンス  いつの日か踊るためのダンス、をしたい
   本当に来るかも分からないけど、きっと来る、その日のための  
      未来の自分のためのダンス


モモンガ・コンプレックスの新作公演は、50年後(80歳)の再演を想定した、
タイムカプセル的ダンス・パフォーマンスをお送りします。

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坂あがりスカラシップ対象公演
ダンス・パフォーマンス的グループ
モモンガ・コンプレックス vo.9
『秘密も、うろ覚え。』


毎回言ってしまうのですが、生きるということは、死ぬまでの暇つぶしで、
どうやって、その、暇をつぶしたかが人生で、暇をつぶすその行為が生活なので、
とりあえずこれも暇つぶしで、何年先も、こうやって、
港でも見ながら暇つぶしができたら、とてもたのしい。 
踊れ!未来の肉。


構成・演出・振付 白神ももこ
出演:臼井梨恵 北川 結 眞嶋木綿 夕田智恵 白神ももこ
音楽:西井夕紀子(もび・FALSETTOS)

舞台監督:熊木 進  照明:伊藤泰行  音響:星野大輔
衣装:臼井梨恵  イラスト:きたがわゆう  写真:北川姉妹
宣伝美術:水色デザイン

■タイムテーブル
2013年3月29日(金)〜31日(日)
29日(金) 19:30
30日(土) 13:00/17:00
31日(日) 13:00/17:00

*受付・開場は開演の30分前より開始。
*未就学児は入場不可。
*車椅子のお客様はご予約の際にご相談ください。

■会場
山手ゲーテ座
(港の見える丘公園前・岩崎ミュージアム内)
神奈川県横浜市中区山手町254
TEL:045-623-2111(火〜日)

・みなとみらい線「元町・中華街」駅 アメリカ山公園口(6番口)より徒歩3分
・JR根岸線「石川町」駅 南口より徒歩15分
・神奈川中央交通バス11系統(桜木町駅-保土ヶ谷駅東口) 「港の見える丘公園前」下車

■料金
前売 3,000円
当日 3,500円

■チケット発売日
2013年1月29日(火)

■チケット予約・お問い合わせ
ご予約はこちらから→ チケット予約フォーム

■主催・共催
主催:モモンガ・コンプレックス  坂あがりスカラシップ
共催:岩崎ミュージアム


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【企画1】 駅から会場までアテンドいたします!

みなとみらい線「元町・中華街」駅から、会場となる山手ゲーテ座までの道のりをアテンドいたします。道すがら、もしかしたら何かが起こるかも!?一足早く待ち合わせて、みんなでわくわくする道を歩いて向かいませんか?

集合場所:みなとみらい線「元町・中華街」駅 アメリカ山公園口(6番口)
集合時間:各回開演の45分前(金18:45/土日12:15/土日16:15)

*時間になると出発しますので、集合時間に遅れた場合はご自身で会場までお越しください。
*雨天・荒天の場合は中止の可能性があります。

【企画2】 カフェ〈アナーキーママ〉でオリジナルドリンク販売!

公演期間中、岩崎ミュージアム内のカフェ〈アナーキーママ〉では、モモンガ・コンプレックスオリジナルドリンクを販売!ほかにも、スープを注文するとモモンガ・コンプレックスオリジナルポストカードが手に入るかも。カフェでモモコンオリジナルポストカードを手に入れた方には、ゲーテ座受付にてモモコンオリジナル切手をプレゼント!
ぜひカフェ〈アナーキーママ〉にお立ち寄りください。

思いつきスープ&おてがみカフェ アナーキーママ 水曜〜日曜 10:00〜17:00
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なんだか。

最終日のことがずっと書けずにいました。
青森滞在は大きな経験だったから、最後の日をどうまとめ、締めくくっていいのか分からないという思いもあったけれど、うん、やっぱり慌ただしく時間が過ぎて、その流れの中にのっかっているだけでした。
青森の時間の流れ方と全然違う。つくるものも、つくり方も、人との関わり方も。
でも、この出来事がしっかりと身体の中にあって、選ぶことが増えて、うじうじとしたおそれみたいなものが減った気がします。

さて。

最終日は子どもたちに音楽の手紙を渡しました。彼らは2日間続けて来てくれた、というか、両日お母さんがお店を出していたから、その間にあそびに来てくれた賑やかな人たちが彼ら。
最後に彼らとのことを少しだけ。


昨日の彼女に倣って、私も黒板に「おんがく」と書いてみる。
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それから、緊張しながら音楽の手紙の説明をすると、思いのほかするっと聞き入れてくれた。

音楽家、佐藤公哉くんの音を聴いてもらう。
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みんなで返事を書くことにも乗ってくれた。
簡単なルールを決めて演奏。
昨日、今日と(私が)うんざりするほどさわった自分の好きな楽器で。彼女は2日間鐘をはなさなかった。

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演奏(レコーディング)の途中で、赤ちゃんを抱いたおじさんが
「おじょうちゃんちょっと貸して」
とひもをぐいっと彼女の手からひっぱった。
彼女は、「ちょっと待って、ちょっと待って!」と言ってはなさない。

おじさんはそれをまたひっぱり返す。赤ちゃんにもさわらせたいということだろう。
とっさのできごとだったけど、私にとって彼女は演奏家だったから、
「今演奏中なのでまた後ですみません!!」とお断りした。

そうじゃなかったら、彼女も私も、順番、とか考えて、きっとゆずったんだろう。
でも、あの時は、今はゆずれない、という気持ちになった。
教室の空気がしまっていて、周りの人の空気にも変化があった。
聴くことに傾く人と、やってみたいに傾く人、といた。
境のない場所で、やってみたい(やらせてあげたい)に傾く人の気持ちが宙に浮いたままになってしまった。





演奏について。
遊んでいる時はやんちゃなだけのばらばらカオスな音だったけど、演奏しよう、と投げかけてみると、ぐっと凝縮した音楽になった。その魅力とは、ぱっとやったことだから、構成力のようなもののことではないけど、(私も入れて)4人で演奏“しよう”としたこと、他の誰かの音をよく聴くとか、こうやって鳴らそう、とか、そういうきらっとした意志みたいなもののことで、それからそれを演奏したのが、受け取った手紙にしたためてある音楽のようなものを聴いた後の“彼ら”であったことによるのかな、と思った。
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視聴機。
野田薫さんの公園での演奏を聴いて、「わぁ、きれいな音」と言っていた。
一日中楽器を鳴らしまくっていて、私自身音で消耗していた中で、彼らがすんだ音に耳をすませている様子は勝手ながら新鮮に感じられた。

展示の中で、子どもたちと様々な関わり方ができたことは大変貴重で、とても嬉しいできごとだった。
みんなありがとう。
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会期の終了が近づくとともに、出発の時間が迫ってくる。

いつもいつも気にかけて下さってありがとう。
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なごりおしそうに部屋に遊びに来てくれた方々は、みんなどことなく音楽をまとっている。
ありがとう。
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何か作っている人が好き。何も特別なことではなくて、生きているってことで、
それは、あらゆる意味でみんながしていること。

アーティストは、作ること、表現に関して提案をできるけど、他の誰かと比べて特段に特別な存在、というわけではない。

そして、人々の作っている瞬間に携わったり、その瞬間を繋いでいくことを、私は仕事(社会と関わる1つのポイント)にしたいんだなと思う。

疲れて眠っている人。作る喜びを、隣の教室から分け与えてくれた人。
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もう一つ。青森へ来て、震災との距離感覚が縮まった。物理的にそうだったんだろう。
そして、というよりは少しだけ、自分の目で見ている感じを得たんだと思う。

支援を受ける人、支援をする人、遠くから見たら、または言葉で考えたら関係性が決まりきっているかのように見える。
でも私にはどれが誰だかもう分からなくなった。
私は知らない土地で、たくさんのご厚意に助けていただいた。自分にできることは何かとも考えたけれど、小さな小さなことを一生懸命にやるしかなかった。
人と生きていくというのは、本当にただただ、接した面や点と点や面が支え合っている(ちからを行き交わせている)ことだと実感した。

だから、誰かのためになる何かをしたいと思うのなら、自分が“よい”とする少しの前提を持って、人と関わろうとすればいい、それだけなのだと思う。

もちろん、大きな企て、たくさんの人の力、にできることを信じている。
それを必要としている人がきっといる。
だけど、何かを与えようとする姿勢とは、必ず何かを受け取る姿勢であることも忘れてはいけない。
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