劇団風の子 国際児童演劇研究所

7/31の舞台について。

20年越しの夢がかなったというか、かないかけています。
子どもの頃たくさん観ていた、劇団風の子。その研究生による卒業公演で音楽のアシスタント、演奏をさせていただきます。
所長の中島研さんと出会ったのは私が10歳か11歳の頃。福岡市城南区のまちおこし事業として、0歳から90歳くらいまでのメンバーで市民劇を作った時の演出家でした。
私は音楽班として音楽作りと演奏をさせていただいたのですが、思えばこの時に今のような仕事ができたらとぼんやりと、心に決めていたのでした。
研さんに当時「劇団に入れて欲しい」と申し出た記憶がありますが、「うちの劇団はまず、お手玉ができないとだめなんだよ」とおっしゃいました。
研さんの作品にはお手玉がたくさん出てきます。その意味ははっきりとは分からないのですが、お手玉はチームプレイ、ステージの隅々まで、みんなの息やテンポ、不測の事態まで全部飲み込んで、毎回同じ技を繰り出さなくてはなりません。
そういった意味で演劇の大事な部分がぎゅっと詰まっているのでしょう。
20年間忘れたふりをしていましたが、私はこの劇団に憧れて、今までを歩いてきたと思います。少し距離をとりながら、でも心にえがきながら、という感じで。
今回、菊池大成さんという本当に遊び心にあふれ、人を育むあたたかい視点で音楽を伝え続けていらっしゃる音楽家・ピアニストのもとで、自分にできることをなんとかかんとか、必死にやっています。
このような出会いを与えてくださった研さんに改めて感謝の気持ちです。
また今回分かったのは、研さんが子どもの私にも、作り手として妥協なく向き合ってくださっていたことです。
言葉づかいやリクエストの細部まで、あのころのまま、すごい…。
完成された作品ではないかもしれませんが、表現や人間について問い続ける人々の今が詰まった舞台です。
ぜひみなさま、お越しください!

http://www.kazenoko.co.jp/what/lab/

===公演情報===
2015年7月31日(金)14:30 / 18:45 北沢タウンホール
入場料: 1,500円
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by yukiko_nishii | 2015-07-30 00:43 | 演奏や作曲、アレンジ | Comments(0)
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