「仮設のイーハトーヴ」せんだいメディアテーク

明日から仙台。「わわ新聞」第1〜10号(2011年9月〜2013年8月)に連載されていた『仮説のイーハトーヴ』のリーディング公演で音楽を担当します。

執筆、石神夏希さん。仮設住宅、高台移転のサポートをされながら出会った人と暮らしを、宮沢賢治の作品を下敷きに新しい物語として綴っています。

挿絵は大野舞さん。日本の神様カードの絵を描いた方!いつかのお正月に1友人たちと集まってあそびました!神話や物語の登場人物たちが近くに住んでいて今にも会えそうな気がする…すてきな絵です。

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今回の公演にあたり、連載で描かれていることのもとになった地域や人に会いに行きました。仙台、一ノ関、大船渡線に乗って気仙沼へ。
再び動き始めた一ノ関〜気仙沼間、電車が通らなくなったそこから先の駅。
安波山から海の方をのぞむと、広く土地を造成しているのが分かります。海抜の低いところには盛り土を、高台への集団移転の予定地も、茶色く見えます。
「震災遺構」の候補となっている向洋高校。付近は防潮堤の建設が進んでいます。
陸に打ち上げられた大きな船、共徳丸は解体された後でした。
鶴ヶ浦漁港で漁から帰って来た船、漁師さんに捕れたての魚を見せていただきました。翌日見学した市場、大きな魚、小さな魚、ずらりずらりと並びます。壮観です。
高台への集団移転協議会。新しい場所でどのように住宅や地域を作っていくか、話し合いを重ねていらっしゃいます。

復興と同時に変わっていく風景があります。のこそうとしているものがあります。
もともとここにあったもの、これからできるもの、仮設の今、新しい住まい、それらが一度にその地域として、目の前に現れます。それぞれの方の見てきたものとお考えがあります。生活を歩み進めながら伝えてくださり、同じ時代を生きていることを感じます。

わわ新聞、仮設住宅のことや支援のことなど、書いてあります。それぞれに日常があって、土地を離れられない人も、今は離れるよりほかない人もいて。つながりのなかったかもしれない地域、知ることができるというのは、わたしにとって喜びです。
こちらから読むことができます!
http://wawa.or.jp/wawapaper/


リーディングパフォーマンス

ペピン結構設計「仮設のイーハトーヴ」

作・演出:石神夏希 絵:大野舞(デナリ)音楽:西井夕紀子

2014年6月15日(日)14:00~15:00

会場:せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア

入場無料・直接会場へ

http://bookbooksendai.com/?p=508

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by yukiko_nishii | 2014-06-14 01:42 | 演奏や作曲、アレンジ | Comments(0)
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